カニカマとは?みんなが大好きなカニカマの歴史を紐とく

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日本人なら誰でも一度は食べた事があるであろうカニカマ。

国民食と言っても決して過言ではないのではないでしょうか。いや、このサイトでは私の独断で断言したい。

カニカマはみんなに愛されている日本を代表する国民食であると!!

とはいえ、意外と知られていないのがカニカマのルーツや歴史、そもそも【カニカマって何でできてるの?】という事も、ここであらためて紹介していきます。

 

カニカマとは?

そもそもカニカマとは何なのか?について詳しく紹介していきます!

 

カニカマの定義

結論を先に言うと、【カニカマ=かまぼこ】です。(身も蓋もない・・)

風味や食感をカニに似せた魚肉の練り製品の事を指します。

正式名称はカニ風味かまぼこであり、ほとんどの製品には実際のカニ肉が入っているわけではありません。

呼び方は他にも【かに棒】や【かにぼこ】などメーカーによって様々。ちなみに海外では【Seafood stick】 【Crab stick】等という表記で販売されています。

 

カニカマは何でできている?

カニカマの原材料には主に下記のような食材が使われています。

  • スケトウダラのすり身
  • 着色料(赤い色付け)
  • 香料(カニの風味付け)

カニカマのカニっぽい風味は香料やカニから抽出されたエキスによって表現されています。

 

カニっぽい食感を出す為の工夫

カニカマの一番の特徴とも言える、カニの足のような繊維状の見た目と食感は、各メーカーが色々な手法で作っています。

代表的な手法は2つ。

一つ目は、すり身を急速解凍→再冷凍することで、筋状の繊維質になる事を利用する製法。

主に、高級ラインのカニカマに利用される手法です。

二つ目は薄いシート状のすり身に切り込みを入れて、棒状に巻く事製法。
一般的には安価なカニカマはシートを巻きこむタイプの作り方が主流です。

高級なカニカマの中には、見た目は完璧にズワイガニの剥き身、味もほとんどカニやんけ!というレベルの高いものも販売されています。

>>カニカマの原材料について更に詳しく知りたい方はこちら

 

 

カニカマの歴史~カニカマ誕生伝説~

カニカマはいつ頃できた食品なの?

カニカマはそもそも、かまぼこという魚肉加工食品に一工夫が加えられて発明されたアイディア商品。

諸説ありますがカニカマが誕生した時期は1970年代前半と言われています。

かまぼこ誕生が1115年(永久3年)という事を考えると、意外と歴史が浅いんですね!

実はカニカマ爆誕のルーツははっきりしておらず、現在では以下の3つの起源説がそれぞれ主張されています。

 

1.スギヨ説

1972年(昭和47年)に、石川県七尾市の水産加工メーカーであるスギヨが、蒲鉾を細く切って香料を添加して着色した商品、「珍味かまぼこ・かにあし」を発売したのがカニカマのルーツと主張しています。


出典:http://www.sugiyo.co.jp

発売当初は、『カニじゃねぇ!いんちきじゃねぇか!』とクレームが殺到したらしいが、それを逆手にとって「カニのようでカニでない」というキャッチコピーで販売を拡大していきました。

ちなみにこのカニカマ誕生の話は、2007年に日本テレビ系列のテレビ番組「未来創造堂」の中でも紹介されており、カニカマの起源として広く知られています。

 

2.大崎水産説

広島市西区の漁師町、草津のかまぼこ屋がルーツの大崎水産。

『カニカマの元祖』を自社でうたっています。

蒲鉾を使った様々な珍味を開発していく過程で、カニ風味の蒲鉾を繊維状に裁断し、束ねて固めたものを発明。

今の一般的なスティック状のカニカマのルーツと言える「カニスチック」を販売しました。


出典:http://www.osakisuisan.com/

ちなみに、創業者一族の大崎誠一さんは、農林水産省後援、日本食糧新聞社主催の「食品産業功労賞」を「カニカマ」発明普及貢献・「世界食」海外開拓の貢献者として受賞しています。

 

3.マルハ説

水産加工最大手の大洋漁業(現マルハニチロ)は1973年(昭和48年)にアンゴラ沖で大量に捕れた小型のズワイガニに、スケトウダラのすり身を混ぜ、80%カニ肉で製造し発売した『カニ棒』が「カニカマ」の先祖だ!と主張しています。

当初はズワイガニの肉が入っていましたが、1977年以降、スケトウダラ100%のカニカマを生産しています。

スギヨはフレーク状のカニカマ、大崎水産はスティック状の今の一般的なカニカマ、マルハニチロは棒タイプのおつまみカニカマのルーツになっていると思うと、面白いですね。

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カニカマの発明がもたらした蒲鉾業界への功績

先ほども少しご紹介しましたが、大崎水産はカニカマの発明普及貢献と「世界食」海外開拓の貢献者として食品産業功労賞を受賞しています。

実は、カニカマは海外で非常に人気が高く、ヨーロッパ、アメリカ、アジア問わず世界中で愛されています。

カニカマの日本での普及後、1980年代には水産業者各社がカニカマを製造し、また海外への売り込みを図りました。

その結果、今までほとんど実績のなかったカマボコ製品の輸出が爆増し、1983年(昭和58年)の海外輸出は1万5000トン以上を記録しました。

現在も、カニカマの消費量は日本で年間5万トンに対し、世界ではなんと50万トンも消費されています。

カニカマ消費量が一番多いのは1位がフランス、2位がスペインとヨーロッパを中心に広く愛されています。

>>海外で広く愛されるカニカマ

 

 

まとめ

カニカマは美味しい蟹の代わりにはならないかもしれません。

でも、蟹ではカニカマの代わりが務まらないのも事実!

カニカマの存在そのものが、哲学と言ってもいいかもしれませんね。

(あれ、俺何言ってんだ)

とにかく、このサイトでは私のカニカマに対する愛を余すことなく注いで行こうと思います。

みなさんも是非、今夜の晩酌のお供にカニカマを・・・







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